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残念ながら年末恒例の田和での餅つきに参加できなかったので、今年は六甲アイランドで有機野菜等を販売しているお店の寒餅つきで撞かせてもらった。![]() あんころ餅となまこ状の寒餅にした。感餅は固まったら適度の厚さに切ってさらに乾かし、かき餅としてあぶって食べる。3種類の豆が混ぜ込んであるので焼くと香ばしい。 ![]() 草餅や普通のあんもちなど、お店の餅のおすそ分け。 昔の人は、おいしいものの美味しい食べ方をよく知っていた。 ハザに架けて干していた蕎麦が強風で倒れたと連絡をもらい、急遽出かけて脱穀した。前日の雨で少し湿っているが、たたいて実を落とすには支障がない。叩き落した玄蕎麦を唐箕で枯葉や茎のゴミと選別した。使うたびに毎回感心するが、実に簡単にきれいにできる。しかも排出するCO2はゼロ。 ![]() 面積を昨年の倍にしたので、取れた玄蕎麦の量も倍で、量ってないので目分量だが40kg以上はあるのではなかろうか。 次は殻を剥いて蕎麦米にしたり、粉に挽いてそば粉にする。雑穀米に入れたり、雑炊にしたり、手打ちの蕎麦切りにして打ちたてを食べる。 赤カブは発芽率が悪くて半分くらいしかできなかった。しかしできたカブはものすごくりっぱなものができた。農薬を使っていないので葉っぱには虫食いがあるが、葉は使わないのでまったく問題ない。肥料は大分前に鶏糞を少し入れただけで、いつもは生育具合を見ながら使う化学肥料も今回はまったく使う機会がなかった。それでも驚くくらい旺盛に育ってくれた。耕起のときに雑草を土に鋤き込むのは、意外と肥効があるのかも知れない。 ![]() 赤いのは表面だけで中は真っ白で美しい。 できるだけ薄くスライスし、鷹の爪とコンブを入れて塩漬けにした。カブの香りがすごくいい。 写真は漬けて1日目の様子だが、2~3週間漬けてしんなりしたら、今度は甘酢に漬け直す。すると鮮やかな紅色になり、甘酸っぱい美味しい漬物ができ上がる。 自分で畑に種を蒔いて作物を育て、収穫して食品にして食べる。「生きる」ということの基本であろう。だから農業は楽しくてエキサイティングなのだろう。 やってみれば思った以上に簡単である。でも、現在の特に都市生活ではその機会は少ないだろう。我々団塊世代は子供のころ見たことくらいはあるだろうが、都市で育った子供たちは見たこともないだろうから、食べ物がどうやってできるのか想像することすら難しい。 なにかすべきことがあるのだが・・・・・・。 ハザに架けて干している蕎麦は、雨のせいか露か分からないが湿っていたので脱穀は次回にした。かなり量があるのでどうやって脱穀しようかな。ダメモトで蒔いた冬野菜が意外とよく育っている。まだ少し早いが試しに大根と赤カブを抜いてみた。 ![]() 大根は柔らかくて甘い。魚のアラと煮ると最高だ。 赤カブはスライスして塩漬けにした。いい香りがいつまでも残る。漬けあがったら甘酢に漬け直すと鮮やかな赤色に染まり、ご飯がいくらでも食べられる美味しい漬物になる。 山中鹿之助のろう城で有名な上月城址で、秋のお祭りが開かれた。地元産の農産物の販売や、地元芸能の披露が行われ、町の人が大勢集まって秋の1日を楽しんだ。 以前、幕山の祭りで見た太鼓が演奏されていた。このグループ以外にも上月太鼓のグループがあるようだ。 会場の城跡には歴史資料館が建てられ、上月城や郷土の歴史に関する資料が展示されている。昔、このあたりでは農家の副業として楮(こうぞ)が栽培され、採取した繊維から紙漉きが行われていた。今は産業としてはまったく廃れており、一部の熱心な人たちによって技術が保存されているだけである。 岡山県との県境にある杉坂峠に近い皆田という地区では、休耕田に楮を植えて栽培し、髪漉きの技術を伝承している。祭りのイベントとして紙漉きの実演をされていた。保存会の会長さんから貴重なお話を聞くことができた。 神戸の繁華街から六甲山を越えて北に向かうとなだらかな丘陵地帯が続き、整備された棚田とゴルフ場が交互に広がっている。北区の淡河町は中世以前から開かれた歴史的にも古い地域で、重要文化財や伝統行事が数多く残されている。棚田も古くから開かれていたのではないかと思われる。 隣の三木市や吉川町とともに酒米の山田錦の栽培が盛んな所で、家屋敷を見ても経済的に豊かな地域と思われる。 ![]() ほとんどの田は基盤整備がなされていているが、狭い谷間には地形に沿った小さい棚田が残されている。耕作に不便だと思われるのにほとんど稲が植えられているところに、この地区の人々の勤勉さが感じられる。 昼間でもじっとしているとちょっと寒いくらい気温が冷えてきた。棚田はすっかり刈り取りが終り、きれいに粗越しもできている。 ![]() 田んぼの周りの里山には柿や栗がいっぱい植えられている。今年はどちらも豊作のようだ。取っても取っても取りきれない。 播種後約80日で、真っ黒くて三角の蕎麦の実が十分実った。助っ人を入れて6人で刈ると、2アールの畑はあっという間に刈れてしまった。コンバインを入れるほどの面積ではもちろんないし、手で刈るしかない。このようなケースは農作業ではよくあることで、人海作戦は作業の連携やおしゃべりをしながらの作業など、単なる人数倍ではなくそれ以上の効率化に役に立っている。 ![]() 刈った蕎麦は畑に組んだはざに架けて天日干しにした。 乾燥したら脱穀して玄蕎麦にし、業者に頼んで粉に挽く。手打ち蕎麦にして食べると美味しいで! 紫米を作っている田のほかに3枚の田をお借りしている。しかし今年はほとんど手を入れることができず、草ぼうぼうに荒らしてしまった。一部だけは何とか時間を見つけて耕起だけしていたのだが、秋になるとさすがに雑草の勢いも弱まり土が見えてくる。 そうなるとつい貧乏根性が働いて、ダメモトでなにか蒔いておこうという気持ちが湧いてくる。 ![]() 長い間肥料も入れてなく、土はガラガラで最悪だがやむをえない。 青首大根と赤カブを蒔いた。 大根は意外と元気に生育している。曲がったり割れたりするに違いないが、おいしければいい。 赤カブは発芽が悪くて半分くらいしか出てない。でも生育はいいみたいだ。カブを薄くスライスして甘酢漬けにすると最高においしい。 楽しみだね。 幸い好天が続いてはざ架けしていた紫米は十分乾燥していたし、夜中にイノシシがうろついて稲を引っ張ってつまみ食いするので、早めに脱穀した。昨年と同じハーベスターを借りて脱穀した。「秋の陽光を受けながら足踏み脱穀機で収穫の喜びをかみ締める」、なんて夢見たいな事を考えているのだが、なんせ体力がメロメロで最低限のことをやる力しか残っていない。ウーン、残念! ![]() 脱穀した籾を納屋に運んで籾摺り機にかける。十分に乾燥していないと上手くできないが、今日は順調にできた。 ![]() 昨年に比べて色が黒光りしている(ような気がする)。きれいな紫米ができた。 数量は目分量だが120kgくらいではないだろうか。昨年に比べてちょっと少ないようだ。でも、2週間に1回の棚田行きでこれだけ採れれば上出来。これも地元の農家の手助けのおかげで、感謝!感謝! これを小袋に小分けして直売所に出荷する。お客さんも新米を待っているだろう。 先月刈ってはざに架けて干していた紫米が異常に散らばっていた。え~っ!なんだこれ! でも、思い出した。以前もこんなことがあった。夜に動物が出てきて、ぶら下がった稲を引っ張って食べているのだ。 見ると周りの土が一面に掘り返されている。イノシシだ。農家に聞くと前の日まで形跡はなかったそうで、昨晩に出たに違いない。 栽培中には少しシカに荒らされただけで、イノシシに踏み倒されることがなかったのでつい安心してしまって、 稲刈りの時外したトタン垣を元に戻しておくのを怠ったのが原因だ。 量的には少なく済んだのが不幸中の幸いだったが、最後まで油断大敵。 蕎麦に実が付き始めていた。まだ小さくて少ないが、あの三角錐の形をしているのを見ると、収穫が楽しみになる。![]() サツマイモは植付け後入院したりでほったらかしにせざるを得なかった。敷き藁でマルチをして何とか雑草を抑えようとしたが、結局草まみれでヒョロヒョロになってしまった。 あきらめきれずに掘ってみたら、小さいながらイモが付いていた。株によっては結構大きいイモもある。 帰って食べてみると甘くていける。ありがたいもんだ。 図らずも自然農法というやつをやっていたのかなぁ。
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